2007年9月〜シーバス日記

2007/10/12
ポイント 羽田〜若洲周辺
サイズ 64〜40
GET 8HIT 3GET

例年なら多摩川へ通っている時期なのだが、未だ台風の影響が残る多摩川を捨て湾奥へ...
たまにはこんな年があってもいいではないか。魚が釣れるから釣りに行くのか、釣りがしたいから釣りに行くのかと言った所。

秋の湾奥、ボートで近場の羽田から打つも激澄みの潮に手も足も出ない。魚は確実にいるが警戒しているのだろうか?
ポツポツとフッコは釣れるがストラクチャーに絡まないと反応がないのは面白くない。シャローエリアのブレイクでドカン。
釣れれば70upってな釣りを展開したいのだが大きな固体の反応がまったく得られない。

ゴロタやテトラギリギリで食って来るのはこのサイズ

ルアーはジャクソンのアーティスト80、このルアーを俺はエサと呼んでいる。
1m程度の泳層で泳ぐルアーの中では最強なのではないだろうか。
ただし、この時期にこんな魚を狙っていては秋の釣りとは言えない、移動してお台場。

これまたもっと潮が澄んでいる。ん〜少し投げてまた移動。

濁った潮を求めて若洲周辺、荒川の水に願いを託す。ど干潮一杯、澄んだ潮とを考えるとあまり上には出て来ない。

ルアーセレクトはカンニバル
これでセカンドブレイクを狙う。もっと潜るルアーって選択肢もあるがブリブリ動いたのでは意味が無い。
重視するのは潜る事、動き過ぎない事。
ローリングベイトやベイスラッグ(重い)なんて選択肢もありだが、セカンドブレイクに正確に落とし込むのは
そうそう簡単ではない。リップでボトムをコツコツ叩き、ブレイクに辿り付くルアーの方が楽だ。

丁寧にルアーを入れて行くとフワっとしたバイト。やはりあまり活性は高くないみたいだ。

64cm

この魚が出るって事は70UPは近い。もっと効率良く釣りたいとタックルボックスを見るが...
使いたかったのは、ティムコのG's Shad、これなら難なくセカンドブレイクに入って行くはずなのだが持って来ていない。

根掛り覚悟でファーストブレイクギリギリからきっちり泳がせる。


ルアーの最大潜行深度をセカンドブレイクに合わせる、これが上手く出来た時だけバイトが出る。

ズシっとした感触、それにしてはすんなり寄ってくる魚、ライトを点灯した瞬間に潜る、70はあるのを確認
慎重にと思ったら動かなくなった。
あれれ?魚が岩に摩り替ってる。久しぶりにやられたなぁ。

いい魚をのがした、でもねまた釣ればいいのだ。G's shadを持ってまたいこっと。



2007/10/7
ポイント 相模湾
サイズ カツオ 3.1〜3.5kg
GET 7HIT 5GET

週半ばからワクワクしまくっていたカツオ釣り。特エサのつもりで入手したドジョウも元気で準備万端


頼むぜドジョウ君!!人数が1名急に増えた為このエサ釣りのタックルは貸す事にして俺はジギング。
台風の影響か大きなうねりが海岸に打ち寄せていたが沖は穏やか。風もなく天気もいい。ポツポツとでも食ってくれりゃ
そこそこ楽しめるだろう。

まずはエサ釣りの用意開始。いつもの電動リール、仕掛けは13号と太目。こんなの切る個体がいるのか???


特選オキアミ+オキアミのダブルで狙う。コマセの撒き方等一通りレクチャーして...後は任せたw

ポイント到着、船団は激しく動き回り殺気だらけ。みよしでルアー投げているアングラーも多少いるが、釣れてはいない。
ふむ〜、周りの状況を見る限りジグを激しく動かすのはNGっぽい。大き目のジグもNG。シルエットの小さいジグで
ヨーヨー釣りでも試してみるか...。水深50mまで落として優しくヨーヨー、反応なければ少し巻いてまたヨーヨー。

周りから見たら何やってんだ?あのバカは...みたいな釣り。その内コツンと当たった。おほ、こりゃ正解かな?
って事でバイトがあったレンジを集中して細かく探る。ぐわ〜ん。と何とも変な当たり方。
合わせを叩き込むと走り出した。カツオ特有のビビビがティップを振るわせる。

最初の1発だけは走らせて速攻でドラグを締めて巻き上げる。こうしないとエサ釣りの人と絡んでしまうからね。
上を向いたカツオは楽々上がる。主導権さえ取れば水の抵抗の少ない体。何とでもなるのだ。タモ入れ成功、じゃじゃ〜ん


後で計ったら本日釣った中で一番小さい3.1kg。十分、このサイズで十分さ。

使ったルアーはスキルCの60g位のやつ。もう何年も前に購入して、どう使うんだ??コレ?ってタックルボックスに入ったままだった。

シルエットが小さめで、それでいて重量がそこそこある物。ヨーヨー釣りなので動きがどうのこうのはほぼ無関係!!
ただフォーリングの一瞬で食って来るので、その時の姿勢は水平がいいのかな???(水中なのであくまで推測です)

このヨーヨー釣りでポツポツどころか、ガンガン釣れる。あら?エサ釣りの人の釣果越えちゃったぞい。わはは。
何本か釣った時点で、何故か50mも離れた隣の船の人とお祭り。どこまで走られてんだよ、オヤジ!!
何とか魚は返してもらえたがジグが戻ってこない。おじさ〜ん。ジグ投げてちょ!!

はいよ〜、いくよ〜、ひゅーん。ぽちゃ。...を〜い。コントロール悪すぎだぞオヤジ!!
俺の貴重なジグが海へと消えてゆきました。

次のジグ、またスキルCだが今度は40g程度、沈まないのを苦労して沈めてヨーヨー。ゴゴン、今度はぎゅいぎゅい下に
走りまくる。20m近く持って行かれた所でポツンと嫌な感触。切られた???リーダーは8号。そうそう切れるはずがないの
だが...。このタイミングで釣っていた人がほとんど同じ感じで切られたのを見るとどうやらサメっぽい。
主導権を取れずに走られたらサメ。むむ〜、ちょっと難しくなって来たぞ。

リーダー8号でも切られるなら何号でも切られる。リーダーを6号に落として食わせ重視。サメがタイミングよくいなければ
それでも釣れるはずだ。ルアーはすでに2個なくしてしまったので、シーフラワーの45gをチョイス。90gなども試したが反応が
ないので、沈めるまでは苦労するがこれで行くしかない。

それにしても乗合船は凄い混雑、片側で19人ってのは...まあ最盛期のカツオ船は仕方ないですね。

さて45gにして我慢我慢で沈めて行くが、潮に流されてエサ釣りの方へと流れてしまうので回収。これの繰り返し。
本当はスピニングタックルで前に向かって投げるべきだろう。水深50mまで落とせるチャンスは一瞬。このチャンスに
丁寧にしゃくる。コンとミスバイト、アシストを1本に減らした為か乗らなかった。もう一度急いで静めてヨーヨー。
ゴゴンとティップが入りファイト開始。走られるとサメ、この恐怖と戦いながら1本追加。3.5kg

貸していたエサ釣りにも一度だけ反応があったが13号のハリスがぷっちん。変な所から切れたのでやっぱりサメかな?
エサ釣りはトモから魚が入って来て、なかなか胴の間まで魚がまわって来ない状況。トモは10HIT近くしているのに
胴の間はゼロ。まあそんなもんです。最終の1時間は船長が船を後ろに後ろにと意識して流していたが魚は回って
来なかった。このタイミングで魚が回ってくれば皆でGET出来たのに...



結果7HIT5GET 3.1kg〜3.5kgと大満足な釣果となりました。

あ、ドジョウは思っていたより海水に強いですね。釣れなかったけどw

何故ヨーヨー釣りにしたかと言うとですね、他の船のアングラーのほとんどがジャカジャカ巻きだったから。
誰かが釣れるパターンを掴んでいるなら、その船に乗っているアングラーはタイミングやジグの種類等を
大抵真似するはずなんです。それが皆違う事をやっている。あまり釣れていないから色々なパターンンで
探っている。自分がそのペースに嵌ってはイカン。

ジャカジャカ巻きではあまり食わないと読んだ。早く動かす事は誰でも出来るがゆっくり動かす事は難しいもんです。
ゆっくりダラダラした釣りを選択しただけ。釣れる気がする、しないなんて関係なし。
魚の活性に合わせるのが釣りですからね。

と、少しいい釣りが出来た時位は、ウンチク語らせて下さいなw
さて、シーバスモードに戻らなきゃ...アジとかイイダコとかカワハギとかアオリイカとか、ウズウズするなぁ。


2007/10/4
ポイント 東京湾
サイズ シーバス 50cm
GET -HIT -GET

さあ、秋の釣りを探しに行こう!!シャローを淡々と探りドカンと大物を狙う。

おっとその前に...夏モードになっていた道具の準備
シーバス用に購入したのは、ローリングベイトを2箱+ファイヤーライン(クリスタル)1.5号

ファイヤーラインは出た当初に使ってあまりにも結束強度が低いのと、ケバケバになるのが嫌で
使わないでいたのだが、評判がかなり良くなっているので再度使ってみる事にした。

さて、まずは羽田からなのだが、羽田空港拡張工事で南側は壊滅状態。結構いい根やシャローが
広がっていたエリアは全て潰れてしまった。自然破壊だなんだ言うつもりはない、人の手によって地形が
変わりポイントが潰れ、そしてまた新しいポイントが生まれる。それを楽しみ順応しなくては東京でなんか
釣りをしていられない。

羽田空港周辺のシャローを叩くと40cm程度のフッコのバイトだらけ。あれれ?と違和感。このサイズが
多いって事はまだ水温下がってないのかな?掛けてはバラシ、掛けてはバラシ。使ったルアーはベイスラッグ
あまりにもバラスので尻尾のヒラヒラ捨ててフックに交換。うん、やっぱりこっちの方が使えるね。

まだ大型のシーバスはあまりシャローに付いていないと判断して水深20mラインにあるストラクチャーへ移動
ベイスラッグをフォーリングさせて行くと、ココン。ココンとバイト。ファイヤーライン...感度いいですな〜。
をりゃっと合わせ、上がって来たのはムラソイ。ふ〜いたずらしていたのはオマエか!



ここから中央防波堤〜お台場とポイントを移動するが、魚は多いのだがどうもサイズが出ない。
最大で67cmだったかな?

もう少し潮の動く時間に出れば魚が多いだけに面白そうだ。
残り1ヶ月半でシーバスシーズンも終了する。まあそれまでに何度か70UPが爆発する日があるっしょ。

シーバスの画像が無いのは、俺は掛けた魚を全部、ものの見事にバラシたからw
いい魚だけ取れればいいのだ(負け惜しみ)

2007/9/21〜24
ポイント 三宅島
サイズ カンパチ 6.0kg
GET -HIT -GET

今年の夏はキメジも釣ったし後はワラサとカンパチかな?と思っていた三宅島への遠征が急遽決まり
東海汽船のチケットはキャンセル待ちだったが、何とか取れた。

21日の夜中に竹芝桟橋から出港、8時間程で三宅島に上陸。夕景という民宿に荷物を置いて大急ぎで釣りの支度。

今日は無難にコマセを使った五目釣りでもやってみようってな事で、電動リールとジギングタックルだけ持ち込み出船。
海はベタなぎ。いったいどんな魚が釣れるのやら???陸から吹く風は硫黄臭く、有毒ガスの注意報が響き渡っている。
ガスマスクを購入してある、まあ本当に危なくなったら使っても死ぬべ?


沖には三本岳と言われる磯釣りのめちゃ有名な場所が見える。磯釣り師憧れのポイントらしい。


釣りはと言うと、これがまたお魚天国。外道である気色悪い色のモンガラがエサ取り。ちょっと南国風の魚で
食えるのかなあ?ガジガジやって針をボキボキ折るもんだからたまらん。


どうやらこれが青ダイ、本日のメインターゲットでかなり人気のある高級魚らしいのだが...
こんなのがイレパクで、俺的にはどうもピンと来ないのだ。あまり釣れ過ぎってのも考えもんです。


こちらはアカイサキ、これは外道の部類に入るのか入らないのか微妙な線。
食べたら美味しいよ〜と言われたが、これもイレパク。もういい加減釣り飽きたって事で、メタルジグでもシャクッて
ようかなぁ〜。とエサ釣りの道具を置きました。


皆がエサ釣りしている中、1人黙々とジグをシャクル。水深は60m程度。
ラインはPE3号 リーダー5号。リーダーが細いのは、昨年の秋にイナダ用に使ったリーダーを再利用したからw
まあ根にやられなきゃどんな魚も取れます。シイラの時だって5号だもん。
ルアーはシーフラワーの110g

シャクリ始めて20分程度、ボトムから10m程度の所でゴチンと硬い感じの当たり。ゴンゴンと頭を振る感触から
1m位のサメが食っちゃったかな?なんて思ってました。船長もその水深にはサメが多いからな〜。なんて言ってるし...
まあ、ジグだけでも回収しないと勿体無いので、慎重にファイト。お、白っぽい魚体が見えた、ををを、カンパチじゃね〜か。


うむ〜、でか過ぎる。大きい魚って釣れた時はそりゃ嬉しいんだけど、持って帰る事を考えると憂鬱になって来る。
かと言って、リリースする勇気もない。


は〜すごい体高、重量は6.0kg丁度でした。どうやって家まで持って帰ろうか...この後の釣りはそればかり考えていて
釣りになかなか集中出来ません。

下船後、船長からのアドバイスで漁協で発泡スチロールの一番デカイの買って、宅急便で発送。
ちょっとほっとしました。

2日目は風が強く海も大荒れ。ムロアジ釣って泳がせ釣りです...が!!肝心のムロアジが釣れんw
何とか確保したものの、1人2本はない状態。海も荒れてるし俺は泳がせはいいや。って事で、サバの切り身を
くっ付けてボトムをトントンしてたら、いやっほ〜アカハタ!!40cm位あるのかな。
なんとなく美味しそうでGOODです。ジグ時々ボトムでアカハタ狙いで1日遊んでいました。


友人のお兄ちゃんはずっと泳がせ釣りでカンパチ狙っていましたが、エサが死んでしまい...
もう何も釣れないべ〜と言いながらも死んだエサで無理やり泳がせ。
エサって言ったって、相模湾で釣る40cm位のサバと同じ大きさのエサですよ。
俺だって、そんなエサに何が食って来るんだよ???と思いながら見ていると、ありゃ〜根掛っちまったよと...

ん?ん?なんか竿先クンクンしてませんかぁ?え〜そうかなぁ???
ただ重いだけなんだけどさ...

ん〜サンゴでも引っ掛かっちゃったんすかねぇ。
えっちらおっちら巻き上げて、やっとリーダーまで来た時。海面にボコンと浮いた。
うわ〜モロコだ〜〜〜



ここはすんげ〜海だな。12〜13kg位かね?


興奮も頂点に達し満足度いっぱい。もちろんこのお兄ちゃんもどうやって持って帰ろうか...
食べきれないしなぁ...と悩んでおりましたw

さあ3日目は観光。観光って言ったってまだまだ復興途中の三宅島、コンビニさえないし、見るべきところも少ないし...
至る所、ガスで立ち入り禁止だし。
って事で溶岩で埋もれてしまった小学校を見て来ました。鉄骨は曲がり体育館の中は溶岩で埋まってる。
何とも恐ろしい光景でびっくり。


溶岩の上に小さな小さな花が咲いていました。まだまだ観光客が来る場所ではない気がしますが、都知事は一生懸命
復興に力を注いでいるので、是非頑張って欲しいですね。





2007/9/14
ポイント 東京湾
サイズ シーバス
GET -HIT -GET

さあ、秋のシーバスシーズンの開幕ですかぁ〜?
台風通過後、いい加減そろそろ大丈夫かな?と出撃するも、ゴミが多くてまともに走れない。

ソロリソロリと走っているのだが、船には流木がゴンゴン当たる。こりゃ相当ゆっくり走らないと事故になる。
川崎の運河内と多摩川はいまだに白濁りがひどくまともに釣りにならない。こんなに長時間水が回復しなかった事は
今まで記憶にないぞ。多摩川で秋の釣りをしようと思っていたのだが仕方なく沖に向ける。

沖は多少は潮がましである、魚の反応はポツポツなのだがなかなか口を使わない、使っても非常に掛りが浅くめっちゃバレル。
使ったルアーはベイスラッグ、軽いタイプでソロソロっと潮に乗せると何とか食って来る感じなのだが、エラ洗い1発でバレまくり。
比較的渋い中6本程度掛けたのに、全部ばらし。やっちまった!!
さすがに1本くらいGETしないとHPに載せる画像がないぞ!

って気合入れるも、本当に全部ばらしてしまったwううう、考えられん。

沖のバースからタンカーのV字狙いに切り替えたのだが、全てのタンカーと岸壁の間にはゴミが...
それも信じられない位の量のゴミが占領していて釣りどころではない。

こうなると、後は比較的回復の早いシャローか...潮も止まったタイミングではあったが
何とか友人が1匹引きずり出してくれてほっと一息。

叩いた感触では、魚は比較的沖のバースに固まっているがセレクティブ。ボイルがあちこちに出ているが、捕食しているのが
物凄く小さなエビ。普段は港湾部などで見掛けるエビだが、水潮に乗ってこれが沖のバースにまで到達しているみたいだ。
このエビを捕食しにイワシでも回遊してくりゃ話は早いが、今の潮ではもう2〜3日はかかるかな。

水温は一気に低下した感じで秋っぽい雰囲気になった。この変化に魚が慣れた途端に相当な大釣りが期待できるだろう。
来週中に再度見に行きたいと思っているのだが、多摩川回復でバクバクとなるなら陸っぱりも面白そうだ。

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