オフショア日記

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場所
釣果
釣行日記
7/27 相模湾 シイラ3本
サワラ4本
シイラの仕立てに呼ばれて小田原の平安丸から出撃。朝の内ポツポツと小雨が降りちょっと寒い。港を出て20分程で1発目のナブラに遭遇。船長曰く「小さいけどメジかカツオが混じってるよ」気合が入るがどんな小さなメタルジグにも反応しないまま沈んでしまった。

大島を目指して南下途中空の様子がおかしい。ある場所にだけ雲が固まっていて雨が降っているのだ。これは周りより水温が高い潮があり、そこで発生した上昇気流で雲が出来ている証拠。雲の下に入るとやはり綺麗な潮と高い水温、トビウオが飛びここで魚が見付かれば....と思ったがそうそう簡単ではない。いい潮を流すメリットもあればデメリットもある。船宿も商売だ夢の大爆釣狙いより無線に入った確実な1本を選択するのは仕方が無いだろう。

船は延々と江ノ島沖を目指す。ここに船団が出来ている、それも50隻も...この中で魚を出すのは至難の業。群の活性がどうのこうのではなくいかに他の船を出し抜くかだ。こんな時強い船宿、弱い船宿、ベテラン船長、若い船長でかなりの差が出る。暗黙の上下関係、船の回し方見れば1発で分かる。そんな上下関係を無視し、船団から離れて自分で魚を探す船宿があればな....

鳥山を追いかけて時にはサバのナブラ、時にはシイラ。こんな感じで魚を見付けるがスレたシイラは口をなかなか使わない。船から離れた所で掛けた2本と水面を思いっきり叩いて興味を持たせて食わせた1本の合計3本をGET。サイズは80〜90と小さ目だがノーヒット覚悟のこの状況でならまだいいか。ルアーは全てサミー115

小さいな〜

船団内でノホホンとした時間を過ごし入った無線は「サワラ跳ねてっぞ」急行するとイワシ団子にバンバン突っ込む魚と船団。他の船から飛んでくるルアーとみんなオマツリして釣りどころじゃない。ヤレヤレ、ルアーの飛んで来ない合間を縫って60cm程度のサワラをGET。1つのナブラが沈むとまた他のナブラが立ち状況としては最高だがなんせ船が多すぎる。それでも船内にはサワラがバンバン上がりイレパクモード、俺はサワラを4本GETして満足ビールタイム。

おかずGETだよ。

おっとサメの背びれが見えた。ルアー投げちゃおうかな〜と思っているとJUNさんがすでにサミーを投げている(笑)反応を示すサメ。食うか?食った!!一気に50m程潜られて船長に「サメが食べちゃったんですけど切りますか?」と聞くと「ファイトしてみたら?」。ココから重労働。PE2号だがロッドはバスロッド。本当に上がるのか?ラインブレイク覚悟でドラグをガッチリ締めてファイト。30分程で上がって来たサメは...2m近い。タモには絶対入らん、ギャフは無い(笑)ロープを引っ掛ける棒で上げようとエラを狙う船長。うまくエラに棒が入れば5人いればランディング出来るかも?1発勝負...失敗。バイバイ。いいファイトしてくれました。
顔が真っ赤バテバテ

2m近いサメは強烈

いやいや、相模湾のシイラ釣りはイモ洗い状態から抜け出せないね。群が広範囲に散らばっている例年と違い、いる場所が1ヶ月間変化していない。新しく大きな群も入って来ない。台風1発来ないとダメかな。

これで釣りたいんです

今日はGT用の大きなペンシルポッパーでペンペンシイラと遊ぶつもりだったのだ。でもさ、ここまで重いとロッドが負けて飛ばないんだよね。全長22cm、重さ130gのルアーが20mしか飛ばないのには参ったぜ。タックル1セット揃えてみるかな。今年はこのルアーで1匹釣る事を目標に頑張ってみよう。サバとほぼ同じ大きさなのでサバ食べてるシイラなら食って来るかしら?ちなみにこのリールはバイオ4000、リールが小さく見えるな。
7/17 相模湾 シイラ2本
カツオばらし
ワカシばらし
マツダイばらし
サバいっぱい
葉山から船を湾奥まで移動させるけど途中で釣りしない?とお誘いを受けて朝から電車に乗って葉山マリーナへと向かう。

マリーナから出てすぐ目の前で20隻程の本職船がトローリングを行っている。まずはここで遊んでみましょう。メタルジグをスルスルと落とすと元気にサバが食って来る。サバってなんでこんなに簡単に釣れるんだろうか?

サバは釣った、次はシイラだ。海の変化を探しながら船を沖に向けると潮目に流れ藻が浮いている。小さいながらもシイラ発見。サミーで早速GETしてまた魚探しの旅へむかうと今度は小さいナブラを発見。ここで俺はルアーをF−VMに変更してキャスト。着水と同時にバイトした魚は下へ下へと潜って行く。この感触...もしかして...カツオ!!船べりに上がってきたのは綺麗な青い背中をした2kg程度のカツオ。タモ...タモがない。フック1本だけが軽く刺さっている状態、リーダー持ってウォリャ〜〜〜〜。ポチャーン.....(涙)

気を取り直してもっと沖へと向ける。あれれエンジントラブルだ、これもプレジャーボートならではのトラブルだね、船長がエンジンを直しながら漂流している1時間の間に流れ藻を叩くと茶色い魚を発見、トップでは見切られるのでアスリートに交換して1投目、興味を示すが流れ藻から出て来ない。アクションが早すぎる様子。2投目はスローなトゥイッチに変更して誘う。3m程後ろを付いて来た後で急加速して食って来たのは50cm程度のマツダイ。うまい刺身が食えるぜ〜と大喜びした瞬間に強烈なえら洗い。ルアーがポーンと外れてさようなら。マツダイってえら洗いすんのかよ!!聞いてないよ(涙)

東京湾まで戻らなきゃいけないので三崎で給油して湾口へと入る。走水周辺で大規模な鳥山。これは狙うしかないでしょ。1キャスト1バイトで毎回1kg近い大きなサバが釣れて来る。相模湾のサバより確実に大きいね。イケスが満タンなので釣行終了。

相模湾にまたボート置いて遊びたくなってしまったよ。
7/5 相模湾 シイラ
131
120
浅八丸からシイラ友の会で出撃。前日荒れたおかげか沖に多少活性のある魚がいたおかげで131cmと120cmの魚を釣る事が出来た。全体的にまだまだ活性が低くシイラの浮きも悪い。見つけた魚も単発で群には一度も遭遇出来なかった。

2匹とも魚の動きを多少離れた所から観察して、良いタイミングで投げて程良い距離に落として程よいアクションで食わしただけ。簡単に言えばこうなるが、これが出来るか出来ないかでサイトのシイラ釣りは釣果に差が出る事も多い。

活性の低いシイラに色々試してその日の反応に合わせてアクションを決めて行く。魚とルアー着水点までの距離。魚と船との距離、活性に合わせたアクション、ルアー選択。魚を探す努力。魚の動きの予測。ルアーを動かさない勇気。経験を積み重ねる事でワンテンポ早い判断が出来るようになる。


本日使ったルアーはレッドペッパーマグナムとシーバス用のF−VM。どちらもティムコの製品だ。荒れた海では、いかに水つかみのいいルアーを選択するかがキーポイントになるだろう。それならシンキングペンシルでもいいじゃん?ジャークベイトでもいいじゃん?今日の状況ではそんな選択肢も考えられるが狙って口を使わせる事が簡単なルアーではないのは知っていてもらいたい。誰もが使っている割にどこの船宿も釣果が悪いのを見れば分かるよね。

ちなみにF-VMの最大の特徴である水面直下での大きなダートとフラッシング効果はシイラに絶大な威力。反応が遅くてトップに反応しない低活性な魚を見つけたら投げてみるべし。動かし方は移動距離を少なくダート幅を大きくして興味を持たせてバイトの瞬間は細かい動きでミスバイトを減らす事。これが出来れば今まで釣れなかった1匹を手にする事が出来るだろう。

シーバスやっているとその日その瞬間に最適なルアーとアクションが存在するのを身を持って経験しているはず。シイラだって一緒だよ、ルアーローテーションでそれを探し出せ。魚が目に見えるんだ。その判断はシーバスより圧倒的に簡単。君はシーバスの時、反転食らいまくるルアーを延々と引き続ける?しないでしょ。夏だシイラだ!トビペンだ!???釣りたければもっと頭使いましょう。

ちなみにシイラ友の会ではオフショアロッド、デカイルアーは禁止でした。131cmはTR−C58+レッドペッパーマグナム......完璧に違反です。ごめんなさい。

ちなみに2匹目の120cmはバスロッド(TDバトラーのエイモス)+F-VMでセーフ。かと思いきやトップのみを攻めると書いてあった。ミノーも違反だ......よく読まずに参加して完璧にごめんなさいの1日でした。




ロッド:TR-C58
リール:バイオマスター4000
ライン:PE2号
ルアー:レッドペッパーマグナム

ロッド:TDバトラー(エイモス)
リール:バイオマスター4000
ライン:シーバスPE 1.5号
ルアー:F−VM(ティムコ)
6/27 相模湾 シイラ
5HIT
3GET
久しぶりに海の状態がいい。天気は曇りだが凪が一番だね。平塚の浅八丸から乗合で出撃。お客さんは俺らだけ。貸切だ〜〜〜。

今日はGPSを持って来なかったのでどこを走ったのか???多分南に出して東に出してまた西に走り最後は北。って分からん。

魚はいたのかって言うとめちゃくちゃいっぱいいた。活性はと言うと...50%って感じで無理やり活性を上げて食わせる事が出来なけりゃ釣れない感じ。この活性を上げて釣るってのは最高に楽しいよね。ルアーを投げる、ゆっくりしたアクションで誘い3匹ほど追って来た所から本格的な食わせのアクションに切り替える。このアクションも早すぎると諦められちゃうし、遅いと見切られる。本当に微妙でゲームって言葉がぴったりの釣りだった。これから水温が上がって来ると何やっても食って来るんだけどね。

釣果は結局フッキングに持ち込めたのは5匹だけ何匹も頭だしてバイトして来るんだけど直前で見切るかルアーをくわえてるのにフッキングしないのが多かった。シイラなんて馬鹿でも釣れるって時期もあるけどまだ水温が22度と低めだから仕方ないかな。海の状況、魚の状態に合わせてペンシルベイトだけで3種類を使い分ける。使ったのはサミーとミスカルナ、チャムペン。群によって明らかに反応が違うんだもん。ペンシルだけでも奥が深いもんだ。

友人に128cm、俺は108cm。今期初のメーターオーバーが取れましたとさ




ロッド:TR−C58
リール:バイオ4000
ライン:PE2号
ルアー:サミー、チャムペン
6/2 相模湾 シイラ
1HIT
1GET
今年はシイラが早いとの噂通りシイラの群が1発入った相模湾。台風4号は通り過ぎすでに5号がこちらに向かって来ている。出れる時に出ないとチャンスを逃す。仕事を放り投げて平塚の浅八丸の乗合に行ってきた。お客さんは3名、俺、しゅうちゃん、スプークさんだ。

出向して10分程で1つ目の潮目に当たる。軽く叩くが反応がないので次の潮目へ。ここでシイラを確認。水温が20度と低く活性がいまいちではあるが、条件が揃えば食わす事は可能だ。サミー115の高速アクションに出た。ドラグがジージーと...は鳴らない(笑)水温低いからかな、ちょっと元気が足りない82cm。

延々と続く流れ藻を叩き続けて、他の2人は3本、俺はまだ1本。ちょっと焦るぜ。お気に向けてもらうと潮が悪い、台風で大量に降った雨の水が入っている。もっと東へと向ける、城ヶ島が見えた、潮色もいい、流れ藻も大量にある、でもシイラはいない(涙)

シーズン開幕とは言えないがまた黒潮が差し込めば群が入るだろう。今年も楽しみだね。




ルアー:サミー115
リール:エンブレムX 3500C
ライン:PE2号

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