2010年4月〜釣り日記

2010/6/25 カブトムシを探して(川崎市)
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梅雨入りしてジメジメ、雨は例年より多い気がするが短時間でドワっと降る感じ。
気温が高く今年はカブトムシが多少は早く動いていそうな予感はするがどうだろう?

湾奥遊園地sawa氏から入電
「サッカーのキックオフ時間が早朝3:30だから起きてるの辛いじゃん。入山して何とか時間潰したいんだが...」
と、めっちゃ自己中な時間指定(汗

例年目安にしている梅の木がある。今年は梅だけ見るとちょっと遅め。
第一陣は土から出て来ているとは思うがイージーに捕獲出来る時期は後2週間程度後だろう。

山に入り3分。「ブーン」とカブトムシ特有の重たい羽音。
どこだ?どこだと懐中電灯を照らすといた!約5m上空をオスが飛んでいる。
今回は下見に近い気持ちだったので大人パワーの磯タモは用意していない。飛んで来たカブトムシは
そのまま高い枝に止まってしまい手も足も出ない。

その場を後にし山奥へと入って行く。

この時期はまだ樹液が出にくい時期、主要なポイントを回るがぱっとしない。
北斜面に入ると少しヒンヤリ。例年取れる場所でも北斜面はまだシーズンには入っていない。
山を下り南斜面を登り始める。

途中で僅かに樹液の匂い。風に乗って漂うこの匂いを追い掛けて山奥へと進んで行く。
風向きが逆だったり強風だったりするとこのポイントは見つける事が出来ない。匂いを感じた所から50m程進むと...



ノコギリクワガタ、カブトムシ発見。

この木だけで3匹GET。

周辺を探すと樹液の無い木に1匹ポツン。

また周辺を探ると今度は交尾中のペア発見。


これだけ見れればもういいね。と言いつつ他のポイントへと向かう。

途中でホタルいるかしら?と小川があるエリアに入るとホタルがホワホワ飛んでいる。
10匹位見ただろうか...やはり今年は全体として遅めな気がする。

最後のポイントでノコをまた発見。
チョコチョコっと俺だけ走って新規開拓。そこでもノコのペア発見。


ノコが結構な頻度で見れるって事はまだカブトムシ全盛ではないって事です。
ちょろっと山に入るだけでこれだけ楽しめるんだから暇な時は時々行こうかね。

帰りに全てリリースして下山。
この無駄な感じの遊び...結構好きです。


2010/6/3 カヤックエギング(ティップランエギング) 三浦
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1ヶ月もフィールドに立てないだなんて...やっと時間作れたのが平日の午前中のみ。

準備不足と寝不足と情報不足。まあ、この時期ならしゃっくってりゃ釣れる。それがアオリイカ
ロッドは新しく74sprintを購入。
エギはスクイッドシーカー

駐車場に到着。サウスウィンドのお客さんが今日浮くよ〜と言っていたので、挨拶でも...と思ったら
すでに出撃した後でした。沖に浮かぶ2艇のカヤックを見ながら朝ご飯のパンを食べてのんびり出撃!


本日の狙いは水深10m以上。海草に邪魔されないエリアを叩きます。


アオリイカはね、もちろん海草に卵を産み付ける為に浅場に来てるんです。
では海草エリアを叩けば効率いいか?って言うと...ティップランエギングでは違うんです。

中錘スタイルでやるなら水深20m、ボトムからの海草が3mとしてエギが17mライン以上にあれば根掛りする事無く
海草エリアを叩けますが、毎回ボトムを取るティップランでは海草エリアは根掛りばかりで釣りになりません。

海草と砂地の境目を見つけてギリギリ砂地のエリアを綺麗に流し続ける。これが出来るか出来ないかが重要です。
魚探反応見て潮と風の向きでこの条件に当てはまるエリアを絞ります。
あっちこっちへの移動はしません。いくら足漕ぎで速くても30分も漕いだらその30分間は絶対に釣れないんです。

大きくエリアを移動するのは潮止まりの時間を狙いましょう。

さて、1発目
水深15mでグンッ。ティップが入ったので即合わせ。潮が利いていたギリギリの時間でした。

600g程度。1杯目はやっぱり嬉しいですね。

潮止まりの時間に入り無反応。風に流されながら沖に出して水深16mラインでモンゴウイカ狙いでボトムズルズル。
反応なし。居ない訳ないんですが...

少しずつ岸に戻りながら12m〜15mラインを丁寧に探ります。潮が動き始めました。

マルイカ登場。魚探にも反応があり慌ててスッテに変更しましたが追加ならず。
エギに戻します。

次はひったくるような当たりに合わせきれず即カーブフォールを入れる。ラインが不自然な止まり方をしたので合わせるとヤリイカ


色々なイカが回遊してますな〜
ポイントを戻し流し直すと次もヤリイカ

ここまでは赤いエギを使っていたのですが、段々と濁った潮が入って来たのでオレンジに変更。

あらま、変更後1発で1kgちょい


流していると次は700g程度


流す度に釣れる感じでその次は900g程度

別に難しい事をやっているわけではありませんが、イカが乗った瞬間に魚探の水深をチェックしてカヤックのポジションを
確認する為に山たてを行います。
これをやらずに釣れた釣れた〜と喜んでいると流されて折角見つけた釣れるポイントに戻れなくなります。

私はGPSは持っていかないのでファイト中に山たてをします。
同じポイントにはまだイカが残っている可能性高いですからね。

そろそろ飽きたので撤収かなぁ...と思っていたらまたグン

これは300g程度と小さかったのでリリース

気が抜けて撤収


駐車場に居たアングラーに釣り方、流し方等は教えたので次回参考にしてバクバク釣ってくださ〜い。

次はイワシでも泳がせてマゴチ狙いかなっと思っていますが、イカの釣り方教えろ〜って方が結構多いので...どうしましょう(汗
1ヶ月逃げまくればイカシーズンも終わるので逃げまくろうっと。


そうそう、駐車場に看板がありましたね。

夏場は6:30開門だそうです。



2010/5/3 カヤックでアオリイカ狙い(三浦半島 長浜海岸)
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GWのど真ん中。気温も20℃を超え朝の内は風も弱い予報。

アオリイカのベストシーズンだし食材確保にでも行くか!
私の住む川崎からだとアオリイカが釣れるのは
千葉館山方面
三浦、城ヶ島方面&葉山
西伊豆、東伊豆

帰りの渋滞を考えると三浦がベストだろう。
サクッと釣って早めに撤収してこよう

あれこれ考えても時間のロスなので持って行くタックルを最小限にする

上から小さなスナップ
エギ3.5号を3個のみ
アゴリグに使う0.5号と3号のオモリ
万が一の時用のジグ1個

これとリーダー3号だけ。

5:30に到着

テントを張りキャンプして朝を迎えている人が結構いた。
相変わらずHobie Mirage revolutionが愛艇

海に出たのは6時頃。
今日の狙いは単純。大きな個体を求めて12〜15mラインを狙う。

この長浜海岸のエリアってのは水深10mまでは魚探画像の通り海草が多くて釣り辛い。
浅場をキャスティングで狙っても構わないが今の時期は水温上昇と共にちぎれた海草が漂い浅場狙いは効率が悪い。
12mラインに入ると一気に海草が減るのでこのエッジを綺麗に流して行くだけ。

流すと言うとパラシュートアンカーで...と思う方も多いがパラシュートなんざ使ったら話しになりません。
パラシュートで潮に乗せるのではなく、スパンカーで風に乗せ、流す方向の微調整はラダーです。
流す速度を調整したい時は時々足で漕ぐ。

使ったタックルは...

ABUの6ftのバスロッドに古いバイオマスター2500にPE0.6号
スパイラル釣法、ティップラン釣法なんて呼ばれているアオリイカの釣り方です。
エギを投げる事はまずないです。

水深15mを攻めるのにオモリを追加。ダートの切れが悪くなるので出来るだけ軽い方がいい

風で流されるカヤックから真下にエギを落としボトムを取ります。
1回シャクってリールを2回巻く。これを3〜7回テンポ良く行いエギをダートさせます。
ダートさせ終わったら竿を動かさないで5秒程度ロッドティップで当たりを待つ。
ロッドティップに変化が出なければベールを返してフリーフォールしてボトムをまた取ります。

最初はエギが真下にあるのでシャクる回数は3〜4回程度、段々とラインが出て30m近く出ているなら5〜8回シャクリます。
ボトムからダートしながら浮いたエギがボトムから2〜3mラインでステイするイメージです。
当たりは大抵ロッドを止めて3秒以内に出ます。
微妙な当たりもありますが最初はグンと引っ張られて手元に伝わる当たりだけ待っていてもいいですよ。

ティップの変化を見落とさないで即合わせ。
ズン、ぐわーんぐわーん。イカです。

食べるのに丁度いい700g。食べるならこの位までがいいですね。


アオリイカ釣りってのは難しい事はありません。
特にこのエリアは手こぎボートもいないし遊漁船もほとんど来ない。
プレジャーボートかカヤック程度しかいないのでイカは腐るほどいます。

きちんと風に乗せて流せれば確実にイカに出会えると思いますよ。
釣れない人は何が悪いかって...エギの選択?...いいえ、道具ではありません。

ずばり流し方が悪いんです。

カヤックは喫水が浅いのでプレジャーボートや漁船に比べるとドテラ流しでは早すぎる流しになります。
これだと追加するオモリが重くなる→エギのダートの切れが悪くなり釣れません
今度はパラシュートを使った流しだと流す速度の調整が出来ないんです。
市販のパラシュートアンカーを使って適度な速度で流したいなら6〜8mの風が吹いている必要があります。
調整できるパラシュートで微調整って方法はありますがあまり実用的ではありませんね。

写真を撮っている内に風で流されて8mラインまで来てしまったのでまた14mラインまで戻って
同じ事の繰りかえし。

今度はエギをひったくるような当たり。

ジャージャーとドラグが出てボラでも間違って引っ掛かってしまった?なんて思う位ドラグが出ます。

なんじゃこの化け物...


計量したら1.6kgでした。大きすぎて気持ち悪いぃ〜

ピンポンパンポン♪、ソレイユの丘、開園します♪ とのアナウンスが北風に乗って聞こえて来ました。
もう9時。食べるには十分なイカを確保したのでのんびり撤収。


砂浜にはアウトドアを楽しむ家族が溢れていました。

横横道路550円と東名の250円、渋滞知らずで帰って来て午後は部屋でのんびり。
時間も金も無駄が無く、恐ろしい釣果だけはたたき出すカヤック...相変わらず凄い乗り物です。

フィッシングカヤック専門ショップ 「SIGNAL CAT」




2010/4/29 2度目 潮干狩り(羽田)
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前回の潮干狩りは北風。
この風だと飛行機は離陸して我々の真上を通るのだが高度が高い。

南風、それも南西風だと誘導等の真上を通って着陸する
南東風だとちょっとずれたコースになる

天気も良く、風も南西。完璧!
こんな日は子供が大喜びだ。

大人にはただの騒音か(汗


今回は潮が引いた砂地をクマデで普通に掘るスタイル
ビール飲みつつボチボチ取れればいいのです。


プラプラしていたらHP見てますよ〜の嬉しいお声掛けも頂きいい気分

南風が14m/sも吹いていたので考えていたより潮は引かず比較的早めの撤収になりました。


それにしても、船の着岸方法に慣れていない人が多かったですな〜。

アンカーは必ず2つ必要です。
岸に向かって来て水深が2〜3m程度の所まで来たら1つ目のアンカーを落とします。
(これをやらないと風が強い場合脱出出来なくなりますよ)

もう一つのアンカーは陸上で砂に埋めて固定です。

帰る時は沖に入れたアンカーを引っ張って水深のある所まで行きエンジンを始動します。
浅瀬でエンジンを始動すると砂交じりの海水を汲み上げてしまうのでインペラを痛めますし
下手するとプロペラで海底を叩いてプロペラを曲げます。

年に何回も出来ない行事ですがアンカーは2つ用意しておきましょう。

帰宅後に生きているアサリだけ選別して酒蒸し。
例年通りですがこのエリアのアサリはちょっと匂います。

空港東エリアより潮が淀むので仕方ないかな。



2010/4/24〜25 ジギング遠征(三宅島)
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GW直前に空いている三宅島に行ってしまおう!

23日の夜のフェリーに乗りフェリー内で寝る
24日早朝三宅島着。昼過ぎまで釣り。宿でゆっくり温泉等
25日早朝から釣りして昼のフェリーに乗り、21:30には帰宅

素晴らしく仕事に影響しないプランだ。体力の消耗も素晴らしいが(汗


竹芝桟橋から22:00発のフェリーに乗ります。2等の和室、片道6500円、毛布200円。安い!

到着して準備して釣り開始。

毎度おなじみの夕景丸。
ご飯も美味しいし、温泉まで歩いて行けるし、車も使えるし便利。

さて釣り
今回は一応ヒラマサタックルも持ち込みましたがジギングでのカンパチ狙いが主。


一発目、エソ
エソが必ず顔を出すのはお約束なんでしょうか...?


水深は50〜60mを流します。仲間がコマセで五目釣りしているのでルアー用の流しではありませんし
のんびり流してくれるので色々な事が試せてゲームが組み立てやすいです。

潮が緩んだのでジグをアイルメタルTB115からシーフラワー80に変更。
ドン

早速登場のヒレナガカンパチ4kgクラス

2枚潮っぽいポイントに入りアイルメタルTBの115に変更でまたドン

これまた4kgクラス


風が12m/s程吹いているので髪の毛グチャグチャです。

2枚潮が辛いので辛抱の釣りになり、ジグをあれこれ変更。

アイルメタルTB 90gでドカン。
なかなか上がって来ないのでお腹にでも掛かってしまったか?と思ったら大きかっただけでした。
6〜7キロかな?と思っていましたが後で計ってみたら8キロのヒレナガカンパチでした。

ラインPE3号、リーダー7号(10m)

6キロ、7キロは釣っていたので8キロは記録更新。やった〜

その後も4キロクラスをもう1本追加
三宅島は夢のようなフィールドですね。


土産物屋ではこの魚が入る発砲スチロールは売っていないので漁協で買います。
SK-9って型番で800円で購入出来ます。

う〜ん、食べきれるサイズではないし...食べ盛りの子供がいる釣り仲間に全部送り付けてしまえ〜w
氷をギュウギュウに詰め込んで梱包。

休んで夜の部。
サバの切り身を使って堤防で遊んでみます。

でかいアナゴがひったくって行きました。


40cmもあるオジサン


全ての仕掛けをウツボにやられて終了。
翌日の為に24:00頃には就寝。

翌日は6:00出船

磯への渡船をしてから釣行開始。

一発目

なんでお前は朝一に必ず挨拶に来るの?律儀な奴じゃのう...

昨日同様、余裕でカンパチに出会えるかと思ったが俺だけ渋い。
友人がポツポツ釣り上げるも俺にはノーバイト。
試行錯誤するもコレ!ってペースが掴めないので諦めてエサ釣りも視野に入れて...

コマセではウメイロが上がり


40cmを超えるメジナは当たり前。


5キロ位のメダイが水深30mで食ってくる


サバの切り身をボトムに落としてみたら

立派なアカハタ。

ジグに変えたら

アヤメカサゴ

赤い色の魚に救われました。
結局カンパチには出会えず、14時のフェリーに乗り爆睡。
気が付くと日の入り直前の東京湾、浦賀沖。


21:30分帰宅。

さ、現実逃避も終了です。
明日から仕事頑張りましょう。

2010/4/18 羽田で潮干狩り
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潮干狩りシーズンに突入。
例年だと6月に木更津でスダテ遊びがあるので積極的に参加することが少なくなっていたが
今年は予約が上手く取れず...ええい!潮干狩りにGO!
持ち物は小さなジョレンとウェーダー、クーラーのみ


ボートで羽田空港のシャローへ向かいます。
今日の風は北東から南東へと変わる予報。
羽田空港の東側は危険と判断してここ


ボートを上げて潮が引くのを待ちながらのんびりです。
この日はボートだけではなくカヤックやジェットスキーなんかも来ていましたね。

カヤックは大田区の公園からポンと来ると思うのですが、ジェットはどこから来ているんでしょうね?
多くの船が行き交うのでカヤックは船の航行しないシャロー沿いに来た方が安全です。

早速手で掘ってみたりジョレンで探ってみたり。

結構アサリが多いのに驚きました。
ここ数年、アサリが全滅したりと状況が悪かったのでこの量には驚きました。
今年は粒は小さいが数は稼げると思いますよ。


砂をガサゴソやるだけでボロボロとアサリが出てきます。
アオヤギやシオフキなんかも多いのですがアサリの量が多い。

潮が引くまで掘って一休み。風が逆だと真上を飛行機が着陸するのですが、今日は風が逆。
ちょっと残念。
今回は船長ではないのでビールを飲んでしまいました。


座り込んで、ポツポツ手で掘っていたのに結構取れました。
昔は30Lクーラーに一杯にならないと気が済まなかったんですがちょっと大人になりました。
雰囲気だけ楽しめれば十分


帰りにワカメも確保しよう!と移動。
ワカメは時期的にもう最後。葉の部分は大分硬くなっていますがメカブが大きく成長しています。
このメカブも水温上昇と共に溶けてしまうそうです。


人口的に埋め立てた羽田空港にアサリが住み
コンクリートの岸壁に生きる大量のワカメ。

たまには魚以外にも目向けてみるのもいいもんです


フィッシングカヤック専門ショップ 「SIGNAL CAT」

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