オフショア日記

釣行日記
日時 2004/9/18〜20 
ポイント 駿河湾(堂ヶ島)
釣果 本ガツオ 4kg 
カンパチ 1kg 2本
ツムブリ、スルメイカ等

夏から予定していた駿河湾への2泊3日の釣り旅行。民宿に泊まり釣り、宴会して釣り。釣り三昧の2泊3日。

東名を降りて堂ヶ島へ入ると大雨で出船時間を遅らせてから出撃。1日目はコマセ釣りとルアーの2つを行う。まず狙うはタイ。ルアーでも狙えるターゲットだが、餌釣りで狙う。船長の持って来た仕掛けは4号ハリスで10m。俺が作ってきた仕掛けは8号で4m。太く短くガンガン行こう!


釣れるのはツムブリ...餌取りばっかり。やっぱりハリスが短いとこんな運命なのだろうか?魚探反応を見ながら何度も流し直すがぱっとしないので、マリンロボへと向ける。


サワラが釣れているとのことで来たのだが、シイラの姿がチラホラ見えるのでついつい夢中になってしまう。しかーし、スレスレのシイラに手も足も出ない。ジギングへと変更して遊んでいると、カンパチのチェイス。10匹程の群れで追いかけてくる。ジグのサイズを落として、誘うと簡単に食ってくれた。1kg程度のショゴ。餌釣りでは2kgのカツオやキメジが上がっている。



キメジがルアーにも反応して欲しいのだが...なかなか難しい。
そんな中、サワラが回って来た。ルアーを落とす度に40lbリーダーがすっぱり切られる。ワイヤーリーダーは持っていない。5〜6回スパッと切られて諦めた。無事生還したメタルジグには物凄い歯型が残っていた。友人のアシストフックもスッパリ切れた。ハサミで切ってもそうそう切れないのに...自然は偉大ですな。

反応が薄くなってしまったので、船長にお願いしてイカ釣り漁の見学会


この大きなリールから直結仕掛け20個を落とす。重りは250号って所かな?水深200m、ボトムを確認して手で巻き上げると、イカがボンボンと釣れて来る。全自動のこんな機械が4個ありこれでイカ漁をするそうだ。明日はこのイカを狙っての釣行。この機械に負けないように頑張ろう。

2日目


最近買い換えた電動リール。実はラインが180mしか巻いていないのだ。船長の「はい200mまで下ろしてね」って言葉に....届かないじゃん(涙)普通イカ釣りってのは100m前後でやるもんです。はい。それでも落としてみると何とか1杯は釣れた。浮いたイカがいれば何とかなるのだ。それでもやっぱり不安。友人がたまたまPE3号を持っていたので延長させてもらって遊んでいたがPE同士電車結びした所からプッツンと切れた。


電車結びじゃやっぱり駄目か...仕掛けも、重りも海中200mへと消えて行った。あれ〜〜。システムオタクである俺は考えた、PE6号に8号のリーダーをFGノットで結束し、このリーダーにPE3号をまたFGノット。引っかかりのないこのシステムにすれば電動リールに巻き込んでも大丈夫(笑)。PE6号____リーダー____PE3号。これで250mラインまでは落とせるぞ。再トライ、問題はないみたい。システムオタクで良かった良かった。

仕掛けもなくなってしまったので、余っていたイカ角2個を直結仕掛けにしてみたが、これが食わないの何の...船長に聞いたら角は最低でも5個はないと....とのこと。
船長が漁の時に使うのは20連結の仕掛け。この内の5個を分けてもらってまた再挑戦。あれほど釣れなかったイカが簡単に乗ってくる。2個じゃ食わないのに5個なら食って来る。不思議だな〜。5個で食うなら...と船長を見ると20個の仕掛けで5〜6杯毎回釣っている。多ければ多いほどいいみたい。100連結とかやってみたい気がする(笑


良いサイズのイカばかりでびっくりだが、小さい柔らかいのが本当は欲しいのだ。だって...沖漬け作るタッパーに入らないんだもん(w 醤油、みりん、酒で作ったタレをぶち込んだタッパーに生きたままのイカを突っ込む。胃袋を通して味が染みて行く....これが美味いのは当たり前だね。早く食べたいが1日漬け込んだ方が美味いそうだ。今日の所は我慢かな?



イカも一杯釣ったし、沖漬けも出来た。帰り際にマリンロボへと向かう。

ギャロップの30gを30mまで落としてしゃくって来るとガツン。んんん?シイラかな?と適当なファイトをして上がってきた魚を見てびっくり。良いサイズのカツオじゃんか〜。口のちょっと横にファールフッキングで感触だけででは魚種が分からなかった。カツオの後ろにはカンパチが付いて来ている。カツオとカンパチを一緒に見れるなんて何ともゴージャスな釣りですな。久しぶりに4kg台のカツオに出会えた事に感謝。


カツオ、カンパチ、イカを持って帰ったが、食べ切れないと判断して2杯にイカ以外は近所の人にあげてしまった。今考えればだが、このカツオをリリースする余裕が欲しかった。最近すこしずつ考え方が変わって行くのを感じる。成長している証拠だといいのだが...

日時 2004/9/15 
ポイント 相模湾
釣果 本ガツオ 1.5kg 2本
平ソーダ 1.5kg 以下 10本
サバ 多数

本日もカツオ狙い。今までは仕掛けを毎回船宿で購入していたが
ここまで何度も行くならと針を購入。ハリスはルアー用に使っている8号のリーダー
内掛け結びと、外掛け結び、どうでもいいがついつい強度が気になる。
何度か結び直して仕掛けを2本作り準備完了
8号なんてのはエサ釣りでは細仕掛け。最低12号、太目の人は20号。
釣果に差が出るか気になるね。



平日だがカツオ船は相変わらず満員、近場で釣れているとの事で出航から5分で
到着。冷凍オキアミがまだ解凍されていない....こんな時は焦るね。

定置網周りを延々と流すが、サバだらけ。イナダが1本だけ釣れていたが
俺のロッドにはサバ以外なかなか掛からない。諦めてルアーへ変更。
しかしサバの活性が高く、フォーリングで食われまくる。う〜ん何とかしなくては
お土産が確保出来ないぞ。

ギャロップ40gを40mラインまで落としてから高速でハイピッチショートジャーク
1時間程粘り何とか1kgを超える平ソーダを1本。しかし抜き上げでポチャン。
俺の1時間を帰してくれ〜。

ルアーにも飽きてまたエサ釣りに戻る。隣の常連さんが変な動きをしている。
水深3mの所でコマセを巻き、サイトフィッシング。あれよあれよと良い型の魚を
上げている

これは面白そうだ、俺も参加させてもらう。コマセを詰めて、ぼちゃんと落とす。
3mだけ落として待つと、コマセ目掛けて魚が湧いてくる。そのうちにオキアミを
食ってロッドがしなる。



目の前で食ったカツオは良く走る。しかしドラグは1mmたりとも出せないのが
エサ釣りだ。出せば他の人の仕掛けを巻き込んでしまうからね。
ノベ竿でカツオ釣るのと一緒で100l引きを堪能できる。

平ソーダメインだが当然本ガツオも混じっている訳で、無事お土産を確保
あまりの楽しさにクーラー満タンまで粘らせてもらい。気分は最高。

こんな気分になるとルアーでも1本と欲が出る。スキルジグに変更して落としたら
1発でGET。今日もルアー&エサ両方で楽しんじゃったよ。




これで今晩の宴会、20人分の魚は確保出来た。
平ソーダと本ガツオの食べ比べも出来るし、サバの刺身も出す事が出来る。
クタクタになりながら帰宅。捌く魚の量が多いので大変だが頑張って刺身にするぞ〜


自分で作った仕掛けは1本ラインブレイク。他の人のPEラインで傷が付いた
みたいだ。細いから釣れるなんてのはやはり妄想なのかもしれない。16号のハリスの
方と大して釣果は変わらなかった。

常連さん曰く「太いから食わないなんて、あまりないよ、細いから切れる事はあるけどね、ははは」まさにその通り。次回からはもっと太くていいじゃん。ちなみにハリスの長さもあまり関係ないみたい、2ヒロの物と1ヒロの物と比べたが変化なし。短い方が手返しが良いので、逆に釣果が伸びるかもね。本格的な沖釣りを始めて半年。学ぶ事が多く、楽しい毎日だ。

カツオもそろそろ食べ飽きたので次は何にしようか?
メジが入って来たとの情報が入ったので、よ〜し、メジ狙いだな。
ってまたカツオ船じゃん(笑

ルアーでもバンバン釣れているそうなので、今年の秋はまだまだ行くぜい!!

画像を見て気が付いた、死んだ後に口を空けてるのが平ソーダ、口を閉じてるのが本ガツオ、見た目は似ているがこんな所にも差があるんだね。ちなみに死んだメバルは右曲がり、死んだカサゴは左曲がり、俺の@@@は右...え、えへん(省略

日時 2004/9/11 
ポイント 相模湾
釣果 本ガツオ 2kg以上 3本
平ソーダ 1.6kg 以下 6本
丸ソーダ 数本
サバ 30本以上

秋のカツオシーズンに入った。台風も通過した。

電動リールとジギングタックル2本を持って船に飛び乗る。
ボイルが出ればルアーの方が圧倒的に有利。コマセ船団に入ればエサ釣り有利。
状況を判断してルアーとエサ釣り両方を楽しむのだ。金額はエサ釣り料金。
2倍楽しめる贅沢な遊びだ。

西沖の模様が昨日は悪かったとの事で東へと向ける船長、江ノ島を越え、鎌倉、長井、城ヶ島....  いったいどこまで走るのだろうか?先に見えるのは館山。タテヤマかよ!!

大船団が形成されている。周りの船を見てもサバしか釣れていない。
案の定俺のロッドににもサバ、サバ、サバ。


すばらしいサバの猛攻に苦手であったコマセワークとオキアミコマセの作り方まで1日で覚える事が出来たのには感謝しなくてはいけまい。それにしてもサバイレパク

ポツリポツリと本ガツオや平ソーダが釣れ始めた。こんなチャンスを逃がしてはいけない。気合を入れて手返し作戦
運がない俺は何故か丸ソーダで苦笑い


何をしてもポツポツとしか釣れないので終了30分前にルアーに持ち替えた。

ギャロップ40gを落としショートジャークで狙っていると平ソーダのチェイス。ちなみに本カツオは水中で青く光り、平ソーダは茶色や緑っぽく見えるので簡単に見ただけで区別できる。

これはいけると判断してジグを小さ目の20gに変更。フォーリング中のアピールが強くサバに食われる。アピールの少ないスキルジグに変更してハイピッチショートジャークでサバが食えない速度を保つ。サバよりカツオの方が泳ぐスピードは早いのでサバが食えなくてもカツオは釣れる。

またサバは比較的簡単に食うが水面までチェイスしてくる事は少ない。ハイピッチで誘い、サバの層を抜けサバが少ない10mラインでチェイスして来ているであろうカツオに食わす間を与えるのだ。

これが大成功、平ソーダと本カツオがバンバン釣れる。
何時間もコマセでポツポツ釣っていたエサ釣りの方の釣果を30分で逆転。
カツオの群れが去った時には終了時間。

気持ちよくキャビンに入り眠りながら帰港。最後の30分がなければお土産なしの展開。
ルアー釣りって素晴らしい。



今夜はお腹いっぱい本ガツオと平ソーダの食べ比べが出来る幸せな夜になりそうだ。
日時 2004/8/22 
ポイント 相模湾
釣果 ペンペンのみ


今シーズンのシイラももうすぐ終わりだ、最後にもう一度と相模湾を目指す。
天気を除いて状況は決して良くないのは分かっている。

西に走り二ノ宮沖まで来たところで何とか魚は見つけたがルアーを追いもしない。
このまま初島方面のカツオ船団近くまで行くと大きな流木。すでに4隻の船が集ま
り叩いている。カンパチが上がっているとの情報でジグを落として様子を見ると、集
まって来たのはウマズラハギ。

これを何とか釣ろうと遊んでいると、深く沈めていた人に沖サワラがHIT
歯が鋭く数名はラインブレイクされたがGETしたひとが羨ましい、流木一
つにシイラを始め様々な魚が寄っている。カツオやキメジもいるらしいが
残念ながら確認する事は出来なかった。

今度は延々と東に向け拓海ポイント、ここでは100匹以上のシイラが悠然と泳いでいるが
なかなかルアーに反応しない。ポツポツとは釣れるがパターンにはめられないのが悔しい

結局ペンペンを2HIT1GET、バスロッドと小さ目のペンシルを持ってくればもう少し楽しめたかも...
状況次第ではもう一度リベンジしたいと思うが、もう秋。
やっぱりカツオかな(笑)
日時 2004/8/17 
ポイント 相模湾
釣果 本カツオ
3.0kg 2.8kg

平&丸ソーダ
2.0kg他2本


カツオが釣りたい、シイラよりカツオだ!
連日大型が釣れているとの情報で早速相模湾に出撃だ。

カツオ乗合のミヨシでルアーを投げさせてくれと船長さんにお願いして乗船する。
出航前、次々と人が乗って来て、これだけの大型船が超満員。
釣れた後のお祭りを考えるとちょっとへこむぜ。


船は一路南を目指し、拓海ポイント周辺まで行ってから鳥山を探し始める。
イワシへボイルしているカツオを見つけてスタート。

メタルジグを遠投しフォーリング中に食ったのは、丸ソーダ。
次の鳥山は無反応。5〜6個鳥山を叩いただろうか、ギャロップ40gでナブラ直撃
ガツンと来た衝撃と共にスナップブレイク、普段使用しているシーバス用のスナップ
強度的には十分なのだが、横方向の衝撃に弱く同じ症状を何度か経験している。
ジグには向かないと分かっていてもついつい(w

しばらくすると、無線が入り本ガツオが釣れているとの事、コマセとオキアミで狙う船団に
入り、1分もしないうちにこちらの船でもカツオが釣れ始めた。ジグに反応はなく俺も隠し
持っていた天秤とカゴをオシアジガーにセットして準備完了。


水深20mまで落として待つとゴンと衝撃が伝わり走り出したカツオ。
強めにセットしたドラグが止まらない。あまり走らせると1.5mしか離れていないお隣さん
とおまつりしてしまう。ドラグをフルロックで完璧に綱引き状態。
頭の向きさえ制御してしまえば所詮3kgの魚、意外とすんなり上がるもんだ。

デカイとか良く引いたとかそんな感想はない、とにかく美味そう!!


バケツに頭を突っ込み血抜きを行うが、大きくてほとんど魚体が水に付いていない、
こんな光景があちらこちら。血しぶきが飛び散り、取り込みを手伝ってくれる中乗りさんの
罵声が響く。まさに戦場。食う時は全員のロッドが曲がってしまうのでもう大変だ。

3本HITして1本は残念ながら他の方とお祭りしてしまい、PE3号ラインブレイク。
周りはほとんど電動リールでPE6号以上、喧嘩すれば確実に負けてしまう。
走らせる事無くとにかく強引に水面まで上げなきゃならん状況、HITしたらゴリ巻き命。
仕掛けは12号だ、切れる心配はないが、口切れが心配なんだよね。

次回は俺も周りに合わせてPE6号か8号にしよう。魚に切られる事はまずないが
細糸では他の人のラインで切られて仕掛けごとなくなっちゃうからね。道具がなくなった時点で終了
こんな悲しい事はない。

次回は目指せ4kgだな。
日時 2004/8/14 
ポイント 駿河湾
釣果 ペンペンのみ

駿河湾で行われるシイラ大会に出てみないか?と誘われて沼津まで行って来ました。

前日はソコソコ釣れていたとの事で期待が高まります。

あさ5:00から受け付け、プレジャーボートと遊漁船が港でまっていて、チームごとに乗り込みます。
潮目を探して沖へ向けると待っていたのはペンペンシイラ。
叉長で計る訳ですが、42cmとかそんなのばかり。

デカイのが現れた時、瞬時に対応できるように14cmのルアーを投げていた俺は
なかなかこのサイズは乗らず...


延々と走り回ってもペンペンしか顔を出さず、エントリー用紙に書き込む気にもなれず...
渋いよ渋いよ〜と流れる無線を聞いてはがっかりする

あまりにも暇なので風景を撮ってみたりするが、状況が変わる事もなく時間だけが過ぎてゆきました。


目の前の海の状況が悪いなら遠くの海目指して欲しかったが、まっ所詮そんなもんだろうな。
来年は近い海がいい事を期待します。
でもお盆の最中に開催されても渋滞考えると....

不満もあったがやはり駿河湾ってだけで新鮮な気分でした。
日時 2004/8/11 
ポイント 相模湾
サイズ 118,116,110
GET シイラ 5HIT 3GET
ソーダカツオ 4HIT 4GET

天気図をチェックする。今までずっと吹いていた南風、相模湾の状態はあまり良くはなかった。
明日から気圧配置が変わる。北風が吹くのが予想出来る、何かが変わるはずだ。

夜早めに寝て早朝起床、1時間も寝過ごした。大急ぎで車に乗り相模湾を目指す。

1時間もの遅刻で当然船のミヨシはGET出来ず...うむ〜やってしまった。

船に乗り込みふとミヨシを見ると、なんとなく見た事のある顔。どこかで会ったような無いような???
話をしてみるとスキアシの方でした。

上手な人がミヨシに立ってくれるので安心して出航。しばらくすると雨、それもザーザー降りだ、
レインスーツを着るが役に立たない。パンツまでビショビショになりながらポイントへ到着すると
無数のシイラ。今期初めての大群に出くわすがなかなか口を使わない。
スレているのではない感じだがルアーを追いもしない。

しばらく悪戦苦闘が続く。鳥も多く回っているが釣れるのは丸ソーダ−。



今日シイラは口を使ってくれるのだろうか?と不安になる。遠くの海に水柱が立っている、
それも無数の水柱、近づいて見ると12畳程の大きさはあっただろうか、イワシ団子にシイラ
が頭を出しながら突っ込んでいるのだ、その光景は本当に壮絶でまさに沸騰状態。体内で
アドレナリンが噴出。

イワシのサイズは12cm程度、サイズを合わせるためサミー128からサミー115へ変更し
イワシ団子へと放り込む。スイッチの入ったシイラは難なく口を使いファイト開始。
秒殺サイズのメータージャスト。船べりまで寄せた途端嫌な衝撃と共に妙な突っ込みを開始。
横に50m走られ、そのまま50m下に潜られ、サメに食われた....

100m先で感じる妙な感触、しばらくすると生命感は消えただの重い座布団に...
えっちらおっちら上げて来たが残り10mでフックから外れてしまった。
最初の1発目からサメに俺の体力を奪われた。壮絶なスタート。

次のボイルは8畳ほどのイワシ団子で起きた。サミー115をがっぷり咥え走り出したオス。
イワシを食べて元気いっぱいに跳ね回り、ドラグをガンガン出して行く。7月のシイラとは
比べ物にならない引きだ。タモに収まったのは118cm。もっと大きいかと勘違いする程
良く引いたぞ。



雨も収まり釣易くなった。ボイルは相変わらずあちこちで起きている。必ず船内で
2〜3人がヒットしている状態で、その間は体を休める事が出来る。体力が復活し
てまたボイルへと向かう、次に食ったのはメスで110cm。とにかく食いっぱなし。

釣りする時間よりファイトや他の人のタモ入れの間に体を休めている時間の方が長い。

船中でまだ釣っていなかった方が魚を掛けている。皆で頑張れ〜のコール。やっと上がったのは135cm、
おみごと!!皆で拍手拍手でした。



お昼になってもまだまだ鳥山が発生する。向かってみるとシイラの姿は無い。
水面を見るとソーダに混じって青い弾丸がチラホラ。ここから船長の血が騒いだのか、
カツオ狙いに変更。残念ながら1kg程度のヒラソーダしか上がらなかったが、久しぶりに
カツオのバイブレーションを感じれて、最高な気分。



13:30になりもう沖上がりの時間のはずなのだが、船長はまだ鳥山を探している、カツオを
見て時間なんてどうでも良くなったみたいだ。(笑) 我々は体力が残っていないのだ。それ
でも目の前にボイルが出るとついつい投げてしまう自分が怖い、そんな時に限ってスレ掛かり...

手がパンパンなのにスレだよ...20分程度のファイトだったと思うがこの頃になると
何も覚えていない。スレの為タモには入らない何度かギャフ打ちを試みるが失敗して
ラインブレイク。ふ〜



もう帰ろうよ、そんな気分だったがまだ魚は見える。気力だけでレッドペッパーマグナムを投げて
アクションさせたら....また食いやがった。この魚はボイルで取ったのではなく、ルアーをきちん
と追わせて取った貴重な1匹。116cm

帰りがけに漂流するブイを発見。投げてみるとペンペンが追いかけて来るがルアーが大きく諦めてくれた。
正直助かった気分。

もうヘトヘト、帰りの高速道路が辛いのなんの。
いい1日でした。

さてさて、丸ソーダと平ソーダの両方が釣れたので見分け方のお勉強です。
魚体が平らなのが平ソーダ(画像上)、丸くてサバみたいのが丸ソーダ(下)



そのまんまじゃん...
いやいや、ウロコを見てもらいたい、ウロコの付き方が違うのよ、覚えておくと便利ですぞ。

ちなみに上の魚の形でお腹に黒い線が3〜4本入っていれば「本ガツオ」、入っていなければ平ソーダ。
平ソーダはかなり美味しいので捨てないでキープじゃぞ。間違っても本ガツオ釣れたょ〜なんて言うと
恥じかくので気をつけましょう。

チラホラだか「本ガツオ」も見えたので今年はカツオ楽しみですね。

ロッド:ダイコー サザンクロス6ft TR−C58
リール:エンブレムX 3500 バイオマスター4000
ライン:PE2号
リーダー:40lb
HITルアー:サミー115(4番フック)&サミー115(2番フック)、レッドペッパーマグナム、ギャロップ30g&40g

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