シーバス日記 | |||||||||||||
夜中に暑くて目が覚める。寝苦しい夜だ。時計を見ると夜中の2時、シーバス行くしかないでしょ! 大急ぎでタックルを準備して車に飛び乗る。4時には明るくなり初めてしまう、かなり効率良く狙っていかないと魚の姿は拝めないだろう。 多摩川の土手道を走りながら、川にするか港湾部にするか悩む。短時間勝負で多摩川! と土手の上からポイントを見ると地形が変わっている。ここの所の雨で地形が変化したのか?短時間で勝負するにはちょっと時間が足りないと判断し港湾部へと車を向ける。 移動時間が無駄だが、新しい地形を探るよりは勝負が早いと判断した。 車を降りてポイントへ向かうと無数の電気浮きがプカプカ、週末の夜だけにアングラーが多い。メバルとアナゴ狙いの人だけで5〜6人。困ったぞ広範囲には探れない。 すでに東の空は明るくなり始めている。 岸壁を短距離で狙って行くしかないだろう、最初にセレクトしたのはイーグルフライのパールホワイトだったが20分もすると本格的に明るくなり始めてしまったのでルアーチェンジ。速いテンポで確実に落とし込める万能ルアー、ローリングベイトをセレクト。明るくなり始めた事と最近やたらと入っているイワシを意識して、狙う泳層は3m、リトリーブは早めだ。 岸壁沿いに10mだけ投げてカウントダウン5。数投後フォーリング中に違和感を感じたが乗らなかったのでそのままリトリーブを開始する。ルアーが2mまで上がって来た所でひったくって行った!ファイト開始。強烈なエラ洗いと突っ込みを楽しみふと気が付いた。タモ家に忘れたジャン....60cm、リーダー持てばいいかな?と集中力の切れたその瞬間にフックアウト。 次の1投でも難なくHIT、2投連続とはいい気分だ、コイツも走るが先程のよりは小さく55cm。テンション抜いてポンとリリースいいねいいね、まだいるかな?の3投目 抜きあげ直前でバイト、段々サイズが小さくなるぞ、の52cm。デジカメ出している間にビッチンバッチン跳ねて逃げて行ってしまった。まだまだいるでしょ!の4投目はスカ、5投目も... そうこうしていると船が俺に向かって走ってくる、ナニナニ?と思う暇も無く漁師が巻き網開始....あれれーポイント潰れたじゃん。 仕方が無くトボトボと歩いて帰る。その途中にまだ新しいイカの墨跡発見!!今川崎で釣れているコウイカの墨跡。今度はこれ狙ってみるのも楽しいかな? 今日は日曜日、次から次へとアングラーが入ってくる。挨拶しながらポイントを後にした。 |
|||||||||||||
ボートでのバチゲーム、狙うは陸っパリポイントと何も変わらない。 先日陸っパリで訪れた若潮橋周辺の運河をドンブラドンブラと流しながら拾い釣り。 今日は注文を入れていたdazeミノーのチビクワットロ(しゅうちゃん作)が届いたので、 これで遊んでみる事にした。(HPで販売してるよ) これまでもハンドメイドルアーは何度か使った事があるが、コンセプトまで明確に書かれている ルアーって結構少ない。しゅうちゃんのHPを良く読み直し、どう使ったら最も有効なのかを確認してから 出撃である。 水に浮かべてみると浮力の強さに驚く。普段からプラスティック製のルアーばかり使用している俺には 考えられない程の浮力を持ったルアーである。投げてみるとまた驚く、物凄く飛ぶのだ。 良く飛ぶし良く浮く!ウッドでルアーを設計するとこんな事が実現出来るんだ...びっくりしたぜ。 明るい場所でスイムテストをしながら、どう使ったら良いか自分なりに理解して行く。今日は潮がほとんど動かず、塩分濃度が多少高い。設定より浮力が多少強い気がしたので、スプリットリングを1個追加してからスタートしてみた。 芸術と言っていい位美しいし、値段は4000円程度と決して安くは無い、今回のストラクチャー打ちで使用するのに多少の抵抗が生まれたが、本当の実力は、普段通り使ってみないと判断出来ない。壁という壁、柱、コンクリート護岸、全部このルアーで打って行く事に決めた。多少当てて壊れるようでは話にならないからね。とにかく普段通りストラクチャーを狙って行く!! 狙いは5cm以内、毎回その精度でルアーが入る訳もなく、ポコンポコンと音を立ててルアーが当たる。プラスティックだとカコーンって音なんだけど、ウッドだとポコンと優しい音で、魚が逃げない気がするぞ。(当てないのが一番だけどね) 水面直下を意識して巻き始めると綺麗な引き波が出て来る。ここに水柱が立つのだ。 普段良く使用するナイトレイド80はこれよりも下のレンジである。水柱を見る事は少ない。鳥肌立つぜ。 クネンクネンと何とも言えない動きで誘う事が出来て、速く巻いても破綻しない。シーバスが上を意識している限り1年中使えるルアーだぞ。 気になる打たれ強さだが、散々ぶち当てていたにもかかわらず、ウッドが衝撃を吸収してくれるのか、壊れることはなかった。ウッドは弱いかと思っていたがそんな事ないんだね。 流れにかなり強いルアーなので今度は多摩川などの流れの中で使ってみるかな。dazeミノー、今後出番が多そうですぞ。 壁に当てすぎて少しお尻の塗装が取れちゃった。でもね、お尻から必ず当たるって事は、飛行姿勢が完璧って証拠なんだよね。必ずお尻から飛んで行く。すばらしい!! ちょっと値段は張るけど一度皆も使ってみて欲しい。ウッドルアーの実力を知っておいて損は無いぞ。 プラスティックルアーとの差を強烈に感じた1日...。 |
|||||||||||||
車を降りふと見る天王洲の夜景、春に通うようになってもう何年になっただろうか。 毎回来る度にやたらと走り回るパトカーの音にも慣れてしまった。 ちなみにこの台船は立ち入り禁止である。 最初にバイトして来たのは40cm程度、このサイズの数釣りってやっぱり面白い。 元気が良く、上手にテンションを保たないとバラシの山を築く40cmクラス。 小さい、フッコじゃん、何とでも言え。小さくても俺の投げたルアーにアタックして来てくれた魚だ。 感謝の気持ちを忘れずに。 それにしても魚体が物凄い匂い。バチ食ってる魚は何故こんな匂いになるのだろうか? この匂いを嗅ぐと感謝の気持ちが薄らいで行くような.... ポツポツと小さいながらも拾い釣り。泳いでいるバチが小さかった為、ナイトレイド80Fの投げる時間が長かった。 沖に出来る潮目で壮絶なボイル合戦。ボラやマルタも混じっている感じだが確実にシーバスもバチを捕食している。 次に出るボイルの場所と時間を予測してピンポイントで打ちまくる。 比較的大き目のボイルを見つけた。すぐには打たない。待っているとまたボイル、時間にして約12秒のインターバル、ルアーが2秒飛んでいるとしてボイルから8秒経過してキャスト。 着水後のリトリーブ1発目で食って来たのは55cm。 リーダーを持って引っこ抜くと口からバチをドロドロと....感謝どころではない。 高価なBAWOの上着にドロドロのバチが飛び散るのだ、ついついコンニャロ〜である。 数釣りを目的として来たのだが7HIT6GETとどうもぱっとしない釣果で終わってしまった。 これから2ヶ月間は楽しめるからね。のんびり行きましょうかね。 バチが飛び散るので上着はレインウエアがお勧めよ、いや、マジで(笑) 本日持って行ったルアーはこれだけ、ベイスラッグ、コーストガードはバチパターンにどうしてもはめられなかった時の予備ルアーで今回は出番なし。 ウェーブライダー(HALCO)、シャロークルーザー、ナイトレイド(TIEMCO)、そしてやっとこさ入手出来たDAZEミノー(クワットロ)、どのルアーも表層系だが1つ1つに特性があり、使い分ける事が多い。 綺麗な引き波で誘い水面を爆発させたければDAZEを選ぶし、多少下のレンジをも探りたい時はウェーブライダー 細いシルエットが欲しい時はシャロークルーザー、潮の流れる速さや塩分濃度によっても使い分ける。 ここまで何種類も揃えろとは言わないが、性格の違うルアーを使いこなす事で安定した釣果を叩き出す事が可能になる。 春はやっぱり面白いねぇ〜。 |
|||||||||||||
バチが抜ける満潮。絶好のシーバス日和に何故か友人が「メバル釣りに行こうよ〜」 何故メバル???と思いながらも出撃。管釣りロッドにナイロン3LB、ジグヘッド1/32oz、バスアサシン。 シーバスが食ってしまうと大変だな〜と思いつつ、やはりシーバスが気になるので多摩川をちょっとチェック。 朝の雨のせいか潮は濁っている。ルアーはナイトレイド80F。 表層をゆっくり引いて来るとゴンッ、ラインが細いのでドラグがジャージャーと出るわ出るわ、何度か突っ込まれてフックアウト、ロッドが柔らかい為、十分な合わせが入らなかったようだ。タックルが合っていないとこんなもんさ。 本命のメバル狙いに切り替えて川崎京浜運河へと向かう。東の風が強く沖には出られない。運河内のバースを丁寧に探って行く。 間違ってシーバスが食って来る事も多く気が抜けないが、こんなタックルでもオープンスペースなら比較的魚は取れるもんだ。55cm またフッキング位置が重要でルアーを飲まれていたら3LBラインなんてあっと言う間に切られてしまう。 メバル狙いなので20lbリーダー付ける訳にもいかんし.... シーバスが食わないのを願うのみ。 ポツリポツリとメバルをGETするものの大きな群れには出会えないで時間が過ぎる。こうなったらカサゴ狙いに切り替えてしまえ〜 カサゴもメバルも似た場所に生息し、タックルもルアーも同じだが、カサゴを狙いたければボトム付近を狙うことになる。 バスアサシンをボトムまで落とし込みシェイクする事5秒。クククとティップが入りカサゴ登場。 沖で釣れたカサゴであれば迷わず持ち帰るのだがここは京浜運河のど真ん中。水も臭けりゃ魚も臭い。リリースである。 1投1GETの連荘が30分程続き、最大で27cmのカサゴまで飛び出して満足満足。ほとんどのアベレージはこんな感じだが、カサゴ釣りって本当に面白い。 これからの季節、ついついシーバスを追いかけてしまうのだが、違う釣りもたまにはいいもんだ。 |
|||||||||||||
雨が続く今日この頃、川は終わったと聞き出撃。まずは羽田方面にボートを走らせるがひどい濁り。 30分程投げて隅田川筋は諦め多摩川へと向けるが多摩川は泥濁り。仕方が無いので京浜運河へと向かう。 多摩川に近い運河も濁りの影響を受けていて通過。出来るだけ水の良い所を探して走り回る。 水の良いエリアではポツリポツリとではあるが50cmクラスが釣れるが活性は低い。 ツバサ橋まで走りここでよい群れを発見。多少レンジが深い方が食いがいい。 久しぶりにセレクトしたのはローリングベイト 普段はベイスラッグで済ませる事が多いがたまにはこんなルアーも使ってみると面白い。 フォーリングでゴンと来るバイトを迷わず合わせる。サイズは小さくアベレージ45cm程度だが数釣りって やっぱり面白い ここから沖のバースまで行くと夜光虫が気になる。コーストガードを止めると食って来ることから 魚は夜光虫で光るルアーを警戒している様子。 ここはベイスラッグの出番だ、夜光虫が出ていて魚が釣れないな〜と感じたらベイスラッグを結べ。 ベイスラッグの使い方が分からないという奴も多いが、夜光虫=ベイスラッグだと思っていればいい。 他のルアーでも対処の方法はあるが、これ投げりゃ釣れる、これでダメなら諦める。そんなルアーだ。 これは陸っパリでも一緒ね、これからの季節は夜光虫に悩まされる事も多いが覚えておくべし。 全体的には渋々ではあったが十分楽しめる釣行であった。 |
|||||||||||||
大潮の日に大雨が続きやっと訪れた晴れ間、風が強烈に強く出撃を断念しようかと思ったが、 今日を逃せば潮がほぼ終わる。 これからの時期出来るだけ大きく潮の動く日を選び、また潮位の高い時間帯にポイントに入りたい。 週末とあって道が込んでマリーナ到着が遅れた。 いい加減京浜運河に魚が入ってもいいはず、また入ったとすればサイズもそこそこ期待出来る可能性も高い。 確実に魚が入っている川崎で遊べば大外しはないものの、すでにサイズが落ち始め、普段通りの春を向かえている。 東京京浜運河に期待大。 まず向かったのは勝島橋、大井競馬場から漂う馬糞の匂いを嗅ぐ暇もなく友人が1投目でHIT。50cm程度、俺も慌ててルアーを結びキャスト。リールのハンドルがない...俺は左巻きなのに何故かハンドルが右に付いている??? 誰かに貸したっけなぁ〜。とりあえず巻いてみる、ごこちない。駄目だこりゃと思った瞬間にバイト、左手は瞬時には反応せず1秒も遅れてヲリャ〜〜〜ってもうお魚はいませんわ... 1円玉取り出してハンドル交換、この間に友人はまた釣った、さすがこの展開はめちゃ焦るね、ハンドル交換した頃には反応もなくなり...あららチャンスを逃してしまった。 移動、目黒川は下げ潮がガンガン利いている、アングラーも5名ほど発見。釣れるかな〜と水面を観察しながら投げているとバチ発見、でも1匹だけの単独行動で捕食される様子もない。群れが沖から入ったばかりだと仮定すると、バチパターンのみで攻めるのはちょっと危険か。ベイトもバチも食っているかもしれないからね。 ナイトレイド80F(ティムコ)からウェーブライダー110F(HALCO)にチェンジ。 表層が引けて、多少潜らせる事も出来て、巻くのが遅くても早くても泳ぐルアー、ちなみに俺の大好きなカラーはチャートバックだが、このルアーの目の周りに魅せられた。目の周りにファイヤーパターンの彫刻が無駄にあり遊び心を感じる、またこのカラーは目の所に一筋の線が入りかっちょいい。 俺はこのルアーを大槻ケンジと呼んでいる、ちょっと悪そうなイメージね。こんな事書いたらHALCOをクビになるかにゃぁ〜(笑) で、グリグリ巻いていたら釣れたのは62cm、この1匹でパターン把握のヒントは得られた、多少早巻きだ。 パターンが分かればこっちのもの、数匹ポンポンと55〜65までを釣り移動。 ストラクチャーを擦ればバンと食うし、明暗狙えばボシュと食うし、いやいや楽しいじゃないの。 ふと足元を見るとベイトが転がっている。ん? どの魚が吐いたのか分からないが、シーバスの口から出て来たのは間違いない。溶けたバチと一緒に吐いたのだろう。 このベイトを見て多少早巻きの方が反応がいいと感じた事に確信をもった。もっと早くても食ってくるはずだ。 ストラクチャーギリギリに通し早巻きで誘い、明暗を抜ける30cm手前で一瞬だけ食わせるチャンスを与える。 明暗直前リトリーブの力を抜いた直後の1巻き目、ゴンとひったくるバイト、ドラグを出されストラクチャーに入り込もうとする魚の頭を回しつつ自分の顔がにやけているのに気が付いた。気持ちのいい1匹、68cm。 1ヶ月もすればこのサイズは運河を抜け川やシャローに入ってしまうだろう。 今回の釣行はボートであったが、この釣果が出れば若潮橋の季節開幕である。 早めの時期に行けば60〜70が釣れる可能性は高い。 5月の連休を越えると例年通り40〜50までの数釣りに切り替わるはずだ。 運河ででかいの狙おうぜ、楽しい春がやってきた!! ロッド:アブ ホーネット(プロト) リール:バイオ2500 ライン:PE1.2号 リーダー:フロロ5号 ルアー:ナイトレイド80F ウェーブライダー110F |
|||||||||||||
3/10 | 多摩川 | - | 2HIT 0GET |
そろそろバチ抜け本番、多摩川に向かう。ポイントに入るとすでに大量のバチが水面を流れている。しかし...ライズが1つも見えない。魚がいない?そんな訳はない。 ナイトレイド、ウェ−ブライダー、FVMと表層系を流して見るが無反応。バチの量はドンドンと多くなり毎回ルアーに引っかかって来る程。まいった釣りにならない。 絶対にシーバスはバチを捕食しているはずだ、狙うべきは水面下50cm。フローティングミノーの出番だ。イーグルフライを結び流れに乗せデッドスロー。ルアーがU字を描いた瞬間にガツン。バシャバシャ、残念乗せきれなかった。 同じコースを流す。抜き上げ直前でバイト。ガンガン走る、グネグネもする。いやな予感が...でかいマルタ登場。同じラインにシーバスも絶対にいるはずなのだが... 沈めるとマルタの餌食、浮かせばバチが引っかかる。シーバスは2本ともバラシ。う〜ん完敗。 ロッド:デスペラード832L リール:バイオマスター4000 ライン:ファイヤーラインブレイド(20lb) メインルアー:ウェーブライダー、ナイトレイド、イーグルフライ |
前の釣行記
に戻る