シーバス日記 | |||||||||||||
東京湾の水温が高い。当然魚は水温の低い場所に集まる。 酸素も必要。この時期安定してこの条件を満たすのは川である。 満潮時刻、多摩川に入ると河口から吹く風で表層の潮が動いていない。 潮の動きが悪いと魚は上にはなかなか出てこない。 シイラタックルのテストで来た為、多少大きめのルアーで攻める。 ナイトレイド140を中心に流して行く、ボラが多くゴンゴンとボラに当たる中コンッとバイト。 ルアーの泳層が合っていないのであろう、ショートバイトが続く。 フックが3本あっても掛からないもんだ。 一通り流したがどうも反応が悪い、F-VM(ティムコ)に交換してやっと55cm程度を1本。 う〜んと悩んでいる間に潮が動き出した。明らかにいい感じ。時折ボイルも見られる。 トップで遊んでみよう。と結んだのはシイラ用のチャムペン、10cm程度のペンシルである。 ダウンクロスで流し、移動距離を少なくアクションさせ続けていると水面に「ボシュ」と水柱。 これがなかなか乗らないのだが何度も何度もアタックしてくるから面白い。 20発位は出ただろうか、フックアップするのは3回に1度程度だが魚がスレにくいのがトップの特徴。 最大63cmとサイズは狙えなかったが1ヶ所から引きずり出し続ける釣りは非常に興奮する。 かなりの群れが多摩川に入っている。真夏の夜は川で遊ぼう。 ちなみに、俺がトップで遊んでいる間に隣で友人はアスリートでイレパク。 普通に釣った方が2倍は釣れるよ。 ロッド:TR−C58 リール:エンブレム 3500 ライン:PE2号(テスト品) ルアー:チャムペン、ナイトレイド140、F-VM |
|||||||||||||
なんと1ヶ月ぶりのシーバスである。 車を走らせている途中でタモ網を忘れたのに気が付いた。まあいい、この時期そんなサイズは釣れないだろう。 港湾部はソーラスの影響が気になるので警備の厳しそうな所をまずはチェック。警備員にNG出されたら素直に移動する事にして潜入(ちなみに噂では浮島方面で学生が補導されたそうな...大人だったら逮捕???) 浮き釣りのおじさんが1人だけ先に入っている。今日は風が強くうねりも入っている。岸壁に当たる波は夜光虫で青く光りすっかり夏らしい。 まずはコーストガード(ティムコ)を使いチェックしてみる。1投目からショートバイト、次の1投は逆方向にキャストする、ルアーの後ろに青い影。シーバスは小さめだがかなりの数いる様子。3投に1回はチェイスが見え、抜き上げ直前で反転される。これは厳しくなりそうだ。 このウネリと夜光虫をいかに攻略するか...夜光虫対策としてベイスラッグ(ティムコ)に変更するが、ウネリが1m程度ある為狙った泳層を通せない。下過ぎると反応はぱったり消えるし上過ぎると水を噛まない。 ナイトレイド80Fに変更したがやはりウネリで泳いでくれない。 ルアーを光らせないで取る方法は今日は通用しないだろう。水をきちんと掴むルアーで50cmラインを泳がせたいんだ。 コーストガードに戻しロッドティップを上げて波に合わせてリトリーブ。足元まで来るとやはりウネリの影響をまともに受けて釣り辛いが今はこれしか思い付かない。何度か試してウネリの合間に足元で止めると飛び付くようにバイト。あらら、夜光虫がブワッと光ったので期待したが40cm程度と小さい。 このサイズばかりか?とがっかりしたが3投後に食った魚は明らかに引きが違う、突っ込みが激しく締め過ぎたドラグのお陰で口切れバラシ。50cm前後かな? その後もウネリに合わせたリトリーブでフッキングまでは行くのだがバラシの山を築く、夜光虫のせいで多少警戒してアタックしてくるのだろう。突っ込み1発でフックアウトが多い。4HIT1GETと食わせられるがGETできない情けない結果。 方針を変えるしかなさそうだ、釣れる泳層は分かった。水面下50cm。ウネリに影響されないようにリトリーブさせるしかないだろう。イーグルフライ(ハルコ)を結ぶ、フローティングだが今日の状況では潜りすぎる。その場でリップをコンクリートでガシガシ削る。リップが半分程度になった所でいい感じになったのでキャスト。数投で結果は出た。 多少大きくなり45cm程度か? ただやはりフッキング位置が悪い、がっぷり食ってくれないと攻略した事にはならないだろう。 また考える、大遠投してウネリの影響を最低限に収めるってのも一つの手だ。手元にウェーブライダー(ハルコ)がある。これを遠投して多少早巻き、夜光虫が光ろうが気にしない。ウネリで泳いでくれないルアーよりは光ってでも泳ぐルアーにシーバスは食ってくるもんだ。 ルアーサイズが多少大きいのでミスバイトも多いが、バイト数は圧倒的に多い。 また40cm程度 デカイのはいないのか?と思ったその瞬間足元で食ったシーバスが走り出す。これは!と思いドラグを緩めて走らせる。画像でも分かる通り今まで食った魚を見ると食いが浅い可能性が高い。とにかく慎重に、慎重にとファイトを続ける。浮かせるまで気は抜けない。 ポカンと浮いた魚を見ると62〜63cmか?、ロッドで抜くには無理がある、もう一度よく見るとやはりフッキング位置が悪い。ドラグを緩めたのは正解であった。勝負は付いたがタモ網はない。リーダーを持ってエリャとやった瞬間にバイバイ。くぅ〜画像が撮れなかった、このままじゃフッコ虐めしただけみたいじゃんかぁ〜、1GETとして認定したい所だが、バラシはバラシ(涙) 結果9HIT3GET。魚はいる、そこそこサイズもいる。考えて釣る楽しさはあったが完璧にパターンにはめる事は出来なかった。川に行けって?いやいや、港湾部でブンブン光る青い光を見るのが好きなんよ。 ロッド:デスペラード832L リール:バイオマスター4000 ライン:ファイヤーライン ブレイド ルアー:ウェーブライダー、コーストガード |
|||||||||||||
ぶらりぶらりとのんびり気分での釣行。 軽く情報を集めると東扇島のイワシは消えてしまった様子。 気になる情報としては稚鮎が釣れ始めている事。 潮はまだ上げている最中、まずは多摩川六郷橋へと足を向ける。 橋の明暗部で大量のベイトが群れているが稚鮎ではない。 護岸にライトを照らすとエビの目がキラキラと光って見える。もうそんな時期か... 明暗を10分程叩いたが殺気が感じられない。早々に見切りを付けた方が良さそうだ。 ただの感でしかないが、こう感じたのならさっさと移動するべし。 次に向かったのはイワシの消えた東扇島。南から吹く風が海面をざわ付かせ雰囲気は悪くない。 湾の角に大量のゴミが打ち上がっている。これほどのゴミが高い護岸に上がっている事を考えると 昨日荒れたのか?風が特別強かった記憶はないのだが気になる。 若い釣り人が3人でワイワイと楽しそう。お酒でも飲んでいるのかと思ったが、オレンジジュースとサプリ を飲んでいる。健康的。エサ釣りで「何も釣れませ〜ん」との事。300mの護岸ルアーをイーグルフライ、 ローリングベイト、ベビーベイトとローテーションを行いながら進んでみるが無反応。 反転も無ければチェイスもない。はてな?と あまりの無反応に水中を照らしてみると物凄い濁り、50cm程でルアーが見えなくなる。 活性の高い魚をテンポ良くと考えていたが作戦を変更せざるを得ない。セレクトしたのはベイスラッグ。 これを20m投げてボトムまでカーブフォール、フォール中のバイトだけ狙って行く。 ローリングベイト、ベビーベイトではフォールが早すぎる、出来るだけゆっくり沈ませたいが シンキングミノーでは遅すぎて釣りの効率が落ちる。 潮が濁っているので波動の派手なルアーでアピールして食わせる事も考えるが、魚は低活性と判断。 低活性な魚は派手なルアーを嫌う傾向が強い。ルアーを見付けてもらいたいが、ルアーを見た途端に逃げるなら意味のないセレクトになってしまう。 300mもあれば必ずシーバスはいる、いるけど口を使いたくない状況なのだろう。 どの泳層も横に引いて1度もバイトが無いんだ、横の釣りから縦の釣りに変更だ。 それでダメなら大きなエリア移動を強いられる。 10投程で答えが出た。フォール中のコンと出た小さなバイトを即合わせ。 足場が高いのでエラ洗いを3度も食らってしまったがフッキングが良かった。 パワフルに突っ込むシーバスだが52cm。う〜んもう少し大きければ... 魚体が多少匂う、これで銀ピカであれば粘る気にもなったのだが、効率の悪い釣りにおさらばしたい気持ちが強く移動。 濁った潮がどこまで入っているか?市営埠頭に行きチェック。潮は悪くは無いが無反応、セイゴの反応さえない。 朝まづめも考えたがコーヒーを飲んだら何故か眠くなってしまった。 まだ1匹しか釣っていないがのんびり気分で来たんだ、のんびり帰ろう。 スズメが鳴いている。新聞屋のバイクで無法地帯となった土手道をポケーとしながら帰った。 ロッド:デスペラード832L リール:バイオマスター4000 ライン:ファイヤーライン ブレイド ルアー:ベイスラッグ |
前の釣行記
に戻る